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発言:0224
(COA00004/尾野 徹 tooru@fat.coara.or.jp/tooru )  2005/08/12 05:35 33360回 
タイトル:コスタ・デ・ソル(太陽の海岸)の地中海を見下ろす白い村ミハス
このまま
会員として
会員として


コスタ・デ・ソル(太陽の海岸)の地中海を見下ろす白い村ミハス(Mijas)

さて、スペインを象徴するような景観はいろいろとありますが、この白い村もその一つでショ!

 よくCMなどに使われていると思いますが、今回せっかくのチャンスだからぜひとも行ってみたかった。
家々が生活の知恵として白い石灰で壁を塗り固めているきれいな景観。

太陽の海岸(コスタ・デ・ソル)というヨーロッパ有数のリゾート地の代表的訪問場所のひとつ。
ボクはてっきり海辺の村だと思っていたら、白い村は山の中腹にあるんですって。
しかも、ここだけでなくアチコチに点在するらしい。その代表的なものの一つがここミハス。
地中海を一望できる場所もあってすごく眺めがよい。
マラガ空港からおよそ1時間のタクシー距離。 今回案内していただいた、チズコさん。

彼女、面白い。
JTBの現地スタッフで働いていたが、2年ほど前に友達reikoさんと9部屋のリゾートホテル「白い月」(HOTEL La Luna Blanca)を始めたんだそうです。
彼女の友達リュウスケさんっていう人のお店に荷物を預けて我々は散策することに。

そのリュウスケさんは、当初は屋台(露店)で地中海近郊のきれいなお花を押し花にしてペンダントなどにして販売。今や2店舗を持つほどまでに。日本人、がんばっている!
チズコさんの「白い月」は、一部屋を和風にして岩風呂もあるそうです。
で、最初はJTB時代の人脈を顧客獲得に活かそうと思ったらしいのですが、なかなかたいへんだったようで、方向転換し、ヨーロッパ在住の日本人の方々向けの衛星テレビにコマーシャルを流すようにしたところ、和室が懐かしいヨーロッパ在住日本人客がやってくるようになったとか。
チズコさんに導かれて遅めの昼ごはん。17時前。

白い月、おかげで初年度から黒字だったらしいく、お客を分析してみるとスペイン客が40%ぐらい?ヨーロッパ在住日本人が37%ぐらい?ったかな。家族でこられると一泊25,000円ぐらいになるので(現地の他のホテルに比べて)そう安くは無いのですけど、、、と、彼女は言う。
彼女お勧めの女性向け?アルコール。赤ワインベースに何を入れたんだっけ?伊佐さんに聞いたら炭酸だって。名前をティント・テ・ベラントと言うんだそうな。

彼女のパートナーのreikoさんは、東京でフジテレビだったかな?働いていたのを一念発起で辞めてホテルに挑んだそうでチズコさん曰く「勇気ある〜」だと。
また、この夏だけ日本から友人の料理人に応援に来てもらっているなど、突っ込んでいくと次々と興味ある人たちが出てくる・・・

ちなみに彼女のホテルは、
http://www.la-luna-blanca.com
さて、今回食べるのは、、、、タパスといって、BAR(バル)に並ぶできあいの惣菜?をお皿に盛ってもらって食べる方式。
中身なんだっけ?
野菜中心。

昨日までは昼も夜もフルコースだったせいか、そのフルコースから開放されてうれしい(?)ような、、、
イベリコハムもビールにあうのだ。

イべリコブタは、爪の色で値段が違う。安いのは白。
セリド・イベリコ・レセボは値段が3倍もするらしいが、
セリド・イベリコ・ベゼタはドングリを食べさせて爪が黒くなってて、5〜6倍も値段が違うとのこと。何しろ、足つきハムが無造作に壁に吊るされているので、、
たこや小魚のてんぷらもおいしい。

こういったときに塩がおいしいのだ。
さて、食事後にチズコさんに案内をしていただいた。

中庭のある家(やはり裕福な家?)が代表的ですが、そこを民芸博物館のようにわかりやすくした処。
こうやってオリーブを採取する、という模型。 こういう石でオリーブオイルを作る、、、
伊佐さんの足元にあるのは洗濯たらい?と洗濯板。日本の昭和初期と同じ? ここが厨房。

暖炉で料理?
食器を洗う処?

奥にはご婦人の家庭仕事の場らしき品物が飾られていた。
書斎?

昔懐かしきラジオが飾られているのでまさに昭和の家再現?
意外と一つ一つの部屋は狭い、4畳半から大きくても6畳程度?
山あいだからかな。
パン焼きかまど?
さて、その中心地域はまさに観光客向け土産品店でいっぱい。 けっきょくは何処にでも売られているような品々がならんでいるのではないかな、、、
日本語の看板もけっこう目に付きます。働いている日本人女性を二人見かけました。

我々日本人としてはわかりやすいけど、本来の景観をどう守っていこうとしているのか由布院のことも思い浮かべつつ。。。
で、自由時間をもらって、観光客があまり入り込んでいない処まで(といっても遠くない)一人散策してみました。

左の写真なんてまさに看板なし。
坂上から坂の下の土産品店方向をのぞむ。 ドアのとってがドア中央にある
そのドアはこのように格子越しに窓が開くようだ。 横道もあくまでも白く、、、

なぜ白いか?
(1)太陽の照り返しで暑さを和らげる、一軒だけでなく村全体で白ければ地域の暑さが違うらしい。
(2)石灰岩の産地でもあり、壁を安く作れる素材がある。
(3)昔、ペストとか流行ったような時代、白は衛生的であるとのことも重要な要素。
車が通りにくそうで、昔はロバでしょうけど、今はバイクやスクータが必需品になっている? それぞれの家が見栄えを工夫。
街角の住所案内板?
白い壁にふさわしきかっこう。
家々の通りに面した入り口は、ほとんど半開きで中がのぞけちゃうんです、まるで安心して他人を信用できる良き時代の日本のように。

居間のようです。
このおうちも居間に。 ここは内部だけ改装中。
外はまったく触るような雰囲気なしの工事現場。
こちらも居間です、 写真を飾るお家が多いみたい。
ここはお店のようです、 のぞいてみたら、女の子が髪をセットしてもらっれいた。
縦の通りも横の通りも細い昔のまま。 ただ、幹線と思われる通りのみ、このように自動車がすれ違えるほどの大きさだけど、そこはオープンカフェ風レストランが広がる、、、
ネコも昼寝するシェスタ時刻、、、 振り向けば地中海。。。
スペイン食探検 2005年8月4日〜11日
セビリヤのエル・ブジホテル編
(1)スペインにやってきました、24時間以上かけて セビリヤにいきなり。
(2)朝ご飯です、2時間かけて!(スペインだよ〜) ← あの有名なエル・ブジの、ホテル朝食です。
(3) エル・ブジのホテル、、、イケメンさんが多い?
(4) セビリヤは、馬車でお散歩がよく似合う? 
(5)エルブジのホテルで、エルブジレストランのヒット作アラカルトを楽しむ ← 食通必見


ガルシアの料理人nove(ノベ)グループを訪ねて
(6)ガルシア地方のNOVEというシェフ・グループを訪ねて!(その1)
(7)VOVEグループのリーダの一人、PEPEのSOLLAレストランで食事(その2)
(8)noveグループのもう一人のリーダ、MARCELOはサンチャゴ・コンポステラ(その3) 
(9)サンティアゴ・デ・コンポステラの礼拝を見て(その4) 
(10)ア・コルーニャのレストランDOMUSを訪ねる(その5)
(11)noveグループのPEPE VIERAを訪ねる(その6) 


最後はスペインリゾート観光をちょこっと
(12) コスタ・デ・ソル(太陽の海岸)の地中海を見下ろす白い村ミハス 
(13)コスタ・デ・ソルのマルベーリャ近郊プエルト・バヌース(puerto Banus)は大金持ちリゾートエリア
(14)コスタ・デ・ソルのマルベーリャは、白い街って感じ
(15)バルセロナはやはりガウディが人を呼ぶ!文化が人を呼ぶ!


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