■食レポート講習会 参加レポート(牧さん)
−食レポート講習会−
あこがれの亀の井別荘での食事とあって気合いをいれてやってきました!

■大分名産のしいたけ
  早速、出されたのは大分県民ならおなじみの椎茸の七輪焼き。それならいつも食べてるって感じですが、石づきがついた状態で出てきて、本当に今山から採って来ましたという新鮮さが伝わってきます。

 笠のうらに水滴が出てくると食べ頃との説明を受けて、待つこと数分。もういいの?って思いながらも、パクリとひと口。おぉ、この食感。お肉でいうところのレア状態で、肉汁ならぬ椎茸汁が口の中に広がりました。

 このようにレア状態でいただけるのは、やはり特別に栽培している朝採れ椎茸だからだそうです。んー、やっぱりなかなか食べたことないなって納得してしまいました。

 石づきの部分は笠から外してさいて、またしばらく七輪で焼いちゃいます。これは笠の部分とはまた違って歯ごたえが頼もしい一品でした。椎茸で2つの味が楽しめましたよ。

■春の食彩
続いては春の食彩がひとつのお皿にまとまって出てきてくれました。
左からのびるのからし酢味噌和え稚鮎の天ぷら土筆のたまごとじ
のびるはピリッとからしが効いてすごくお酒にあいます。いい所にお酒も運ばれてきてくいっと一杯飲んでしまいました。
稚鮎は実はお店の入り口の水槽で勢いよく泳いでいたのを見たばかりだったのですが・・・少しかわいそうだと思いつつ、ひと口。衣のサクっと感が素晴らしい!内臓の苦さがまたお酒をすすめてくれます。小さいながらも鮎のおいしさを凝縮してます。
つくしの卵とじはつくしの味をひきたてる調理法で春満喫です。
■湯葉豆腐
一見、ただの豆腐かな?!と思いつつ、箸をつけてみるとこのもちもちっとした食感。ごま豆腐かなぁなんて考えてると、重ね湯葉とお店の人が教えてくれました。ミルフィーユの和風版、湯葉を重ねて置いていくと自然とくっついていくそうです。本当においしい!湯葉好きの私としてはかなりおすすめの一品です。

■かぶのスープ
季節のスープとして、かぶのスープが出てきました。木のスプーンでいただくとまたおいしい。かぶの自然の甘さがすごく活かされてました。かぶってお漬物でくらいしか食べないのでこんな風にすると寒い冬には体まであったまりますよね。

■川魚のお刺身
川魚のお刺身の登場です。左からやまめますです。湯布院は盆地なので山の幸がおいしいところ。なので、お刺身は期待してなかったのですが、川魚のお刺身が出てくるとは、これもすごく新鮮なんだろうなーと思いつつ、パクッ、ん、うまい!

鯉は酢味噌でいただきましたが、ゆずごしょうと豆板醤が入っているということで、ぴりっとして味がひきしまります。やまめ、ますもお醤油でおいしくいただきました。なかなかお刺身では味わえない魚ばかりで感激です。

■春のサラダ
そして、ここで春のサラダです。クレソン、パプリカ・・・となんと6種類の野菜がたっぷり。彩りもよく、見た目からも春を感じますよね。ここでのドレッシングはその名も玉ねぎドレッシング!自家製だそうです。新鮮な野菜のシャキシャキ感とドレッシングがよくあって春を先取りしてしまいました。
■豊後牛のステーキ
そして、メインの豊後牛のステーキ!本当にさっと火を通しただけで、鮮やかな赤が印象的。ちょっと食べづらいかもと思っていたのも束の間、ふわぁっとした柔らかさ、口に溶けていくとはこのことかと、至福の時を味わいました。これだけレアで生臭さもなく、おいしくいただけるとは食材へのこだわりが伝わってきますね。
 
■菜の花ごはん、しじみ汁
コースもいよいよ終盤。空腹も満たされ、お酒もすすみ、ほろ酔い気分も最高潮。

またまた、春を感じる菜の花ごはん、しじみ汁。ごはんは由布院米を使用しているとのことで、自然な甘さが広がります。お米だけでも十分に楽しめるなんて、初めて味わう感覚でした。しじみ汁もすっごくよい出汁が出ていてお腹にしみわたりました。んー、満腹。

■くずきり
そして、最後に出されたのがデザートのくずきり。作り立てをわざわざ出していただきました。お腹いっぱいなのに、やはり甘いものは別腹ですね。口に広がるひんやり感、つるっとした中にも黒蜜との絡みが素晴らしく、本当にペロリと食べてしまいました。
 湯の岳庵では大分県内、ほとんどが湯布院の食材を使って調理されていて、その食材の新鮮さ、素材の本来の味を大切にしている調理人さんの想いが伝わってきました。
地産地消の輪が大分県全体にもっと広がっていけばなと思いつつ、食レポート講習会を終えたのでした。
2005.3.13 Reported by 牧