湯布院、亀の井別荘。そこのお庭にある湯の岳庵で食のレポート講習会が開催されました。
まだ寒さの残る早春の湯布院は、小さなつぼみやお花たちが私たちを迎えてくれました。

観光コアラの理事をされている
桑野さんと尾野さん
本日レポートの講師をして頂いた古田さん
他にも弓削さんや佐藤さんにも教えて頂きました
まずは椎茸の炭火焼き。
生の椎茸に塩をしたものを、炭火の上でじっくり焼きます。すると、かさの内側の部分から水滴がでてきます。そこが食べ頃。今日はレモンを搾って…ちょっとお行儀は悪いけど石づきの部分を持って、まずはかさの部分をかぷっ。しゃきしゃきした椎茸の歯触りとさっぱりしたレモンの味。椎茸じゃないみたい(実は椎茸苦手なんです(笑))いつもだったら絶対食べない椎茸ですが、なんと2本ペロッと食べてしまいました。残った石づきは細かく裂いてさらに炙ります。少し焦げ目が付いた頃が食べ頃?こちらも歯ごたえがよくて…おつまみにぴったり
おつまみにぴったりなものがあるなら、お酒もあったりします。最初はにごり酒でした。甘ったるいのかなと思っていたら、すっきりとしてさわやかな飲み口。お料理が進むにつれて、智恵美人、焼酎2種、最後に柚子のリキュールでしめてくれました。どれも、女性好みの柔らかくておいしいお酒ばかりでした。
次のお料理は、3種盛り合わせ。
野蒜は野原で時折見かけます。ネギみたいですね。ぴりっとからい芥子酢味噌であえてあります。野蒜もすこしからいのですが、酢味噌がちょうど良く辛みをおさえてくれました。
そして、稚鮎の天麩羅は、お店を入ってすぐに水槽に入って泳いでいたはず。ちょっとかわいそうと思いながらもしっかりいただきます。サクサクした食感。鮎の独特な苦みが、ちっちゃくてもちゃんと味わえました。
土筆の卵とじ。とっても懐かしい味。子どもの頃に土筆をとってはかまとりをさせられたのを思い出しながら、一口。薄味で土筆の味がしっかり生かされていました。
お豆腐?と思っていたら裏切られました(笑)湯葉です。湯葉を重ねて、ミルフィーユのようになってます。右の写真で、少しだけ雰囲気がわかってもらえると良いのですが、切り口が層になってます(やっぱりわからないですよね(笑))少しモチモチとした感触がなんだか不思議。
蕪のスープ。乳白色の優しい色合いに、まずはほっとします。一口食べて、ほわーっとかぶの甘味が広がります。やさしい味。今日はとっても寒かったから、温かいスープが身体にとっても元気をくれました
川魚のお造り盛り合わせ。山女魚、鯉、鱒の3種です。山女魚にはからすみがのっています。彩りがきれいです。大好きな鱒からいただきます!

クレソンいっぱいのサラダ。ベーコンがのっています。こちらも彩りがきれい。湯布院で採れた野菜がたっぷり入っています。食べる前にザッザッとかき混ぜて食べます。ベーコンのうまみが広がっていきます。そして、野菜のおいしさを味わいたいからドレッシングを少しだけ。大好きなクレソンがたくさん食べられて、満足でした。

食べる前に写真撮影です。お料理が運ばれてくるたびに「ああでもない、こうでもないっ」て真剣です。どうやったらおいしそうにとれるのかな?って考えて撮ってました。おいしい写真とれてるでしょうか。

思わず、ため息が出た(よだれが出た?)豊後牛の炭火焼き。わさび醤油がかかっています。たたきのようなお肉ですが、けっこう厚みがあって、柔らかい!お箸で切れます。さっと炙った牛肉の旨みとわさびのさわやかな辛みが時折口の中に広がって、食べてしまうのがもったいないって思いながらしっかり味わいました。

ふと外を見ると夕陽がしずんでいます。
お料理ばかりに目がいってる自分に反省…(笑)

菜の花どんぶりと、シジミのおみそ汁。そして、おつけ物。ご飯は湯布院米だそうです。しゃきっと炊いたご飯を噛むとほんのり甘味が感じられます。菜の花の緑とからすみの黄色がとてもきれい…春ですね。
最後はやっぱり甘い物(笑)葛切りでした。氷が入って冷たくした葛餅は作りたてだそう。上品な甘さの黒蜜をつけて、ツルツルッといただきます。のどごしが良くて、おいしいお料理の最後をすっきりとしめてくれました。

お料理をいただいて、楽しくおしゃべりしているうちに、湯布院はすっかり夕暮れになっていました。

お昼を食べに来た事はあったものの、湯布院でこんなにゆっくり食事を楽しめたのは初めてかもしれません。講習会の参加も初めてで、大分駅を出発した時は少し緊張していましたが、食べ物を前にして、緊張が解けていきました(笑)
この講習会に参加できて少しはレポートが上手になれると良いなと思っています。

貴重な機会をいただいてありがとうございました